2011年9月28日水曜日

黄斑前膜 6 (術後5週間目の検診)




昨日(9月27日)は午前中、術後1ヶ月検診(正確には5週間目)で眼科へ行ってきました。

いつも通り眼圧検査、視力検査そしてOCT(光干渉断層計)検査。

視力は前回より更に良くなり、驚くことに矯正視力1.2まで回復していました。

その後数度、瞳孔を開く目薬をさして診察室で執刀医(眼科部長)による眼底検査。

順調に回復しているとのことで、次回は10月27日(木)の主治医による診察です。

まだ歪んで見えたり大きく見えたリしていますが、放っておいて悪くなることを思えば上々とも言えます。

忘れないように日に4度の目薬をさして、さらなる回復に努めましょう。

2011年9月20日火曜日

掲示板の言葉 13




約8ヶ月ぶりに近所の禅寺の掲示板の言葉が更新されていましtた。

「言葉」と言えば・・・

「始めに言葉ありき」という聖書の言葉を思い出します。

ちなみに「デジタル大辞泉」の解説によると・・・《新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章から》創世は神の言葉(ロゴス)からはじまった。言葉はすなわち神であり、この世界の根源として神が存在するという意。

「以心伝心」という言葉もありますが、やはりお互いを理解したりコミュニケーションするには言葉は不可欠です。                          
同じ言葉でも使い方によって重くなったり軽くなったり。

時と場所、そしてその場の雰囲気によって使い方をよく考えて言葉を発したいものです。

2011年9月16日金曜日

黄斑前膜 5 (術後3週間目の検診)


白萩


昨日(9月15日)は午前中、術後3週間検診で眼科へ行ってきました。

いつも通り眼圧検査、視力検査そしてOCT(光干渉断層計)検査。

視力は先週より少し良くなり矯正視力0.8弱でした。

その後数度、瞳孔を開く目薬をさして診察室で眼底検査。

順調に回復しているとのことで、次回は9月27日(火)の眼科部長による診察です。

ちなみに眼科部長が執刀医でした。

次第に視力が回復しているようなので、先が楽しみになってきました。

2011年9月8日木曜日

黄斑前膜 4 (術後2週間目の検診)


芙蓉



午前中に眼科へ。

早いもので手術して2週間が経ちました。

毎日朝、昼、夕、寝る前の4回、3種類の目薬をせっせとさして炎症や感染の予防に務めています。

目薬をさす前には手を洗い、1種類さすと次は5分以上間隔をあけてささないといけないので、なかなか大変です。

病院では先ず眼圧測定と視力検査をし、そして今日は網膜の様子を見るOCT(光干渉断層計)検査もしました。

視力はまだ矯正視力0.6、見え方も以前と同じであまり回復してはいませんでしたが、眼内は濁りも少なく順調でした。

又来週見せてくださいとのことでした。



2011年9月1日木曜日

黄斑前膜 3  (入院 手術 退院)







黄斑前膜の手術が無事成功し、9日間の入院の後昨日退院しました。

8月23日(火)
静さんを2週間のショートステイに送り出した直後、10時半予約の倉敷成人病センターへ。

この病院は全館個室で部屋代は無料、その代わりかどうか電気代が一日あたり1250円です。

その日は目の検査の後マツゲを切り、目にガスや空気を入れた時のためにと特殊なクッションを使った恐怖のうつ伏せ寝の練習で終了。

8月24日(水)
手術日でした。
手術着に着替えた後、点滴と肩に気持ちを落ち着かせる筋肉注射をし、午後1時前に手術室へ。

心電図を装着し右腕には血圧計と指先に痛い時に合図をするカスタネット、左手指先には酸素濃度を計る道具を付け準備完了。

いよいよ手術開始。

目を洗ったり麻酔を振りかけたりした後、下瞼の真下にとても痛いと脅されていた深部麻酔(球後麻酔?)の注射。

少々朦朧としていた上に一瞬のことなので、それほど痛みは感じませんでした。

白目?に細い針を3本(一本はライト、一本は硝子体を砕くものそして後一本はそれを吸い出すもの)挿入し、硝子体が空っぽになった後黄斑に張り付いている薄い膜をピンセットか耳かきのようなもので剥がした模様です。

これは顕微鏡下で行うとても繊細な手術で、高い技術を要するものです。

手術中は万華鏡のように見えるとか、ブルーの世界でクラゲのようなものが見えるとか色々前もってネットで情報を取得していたので、朦朧としつつも観察していました。

なるほど針やピンセットの影も見えたし万華鏡の模様も見えました。
そしていよいよクライマックスに。
黄斑前膜らしきものがクラゲのようにフワフワと・・・。
興味津々で「これが吸い取られるのを見なくては」と思った瞬間、「目を動かしてはダメ、危なくて仕方がない。何かしているなと思いながらボーッとしていて下さい。」と大目玉。

そして「どこを見ていればいいのかな?」と思いつつ一点を見るようにしていました。

そしてついでに白内障手術も行い、目にガスを入れることもなく午後2時前に無事手術が終わりました。

8月25日(木)~8月29日(月)
毎朝散瞳し眼底の診察、そして清潔点眼と言って看護師による3種類の目薬を5分間隔で一日に4回点眼。

このことによっても術後の感染管理が徹底していることが分かりました。

29日の朝には視力検査もしましたが、矯正視力0.4位でした。

その後、自分で点眼すべく看護師による点眼指導がありました。

8月30日(火)
朝の診察の後、やっと仮面ライダーのような眼帯を外すことが出来たうえに、顔も洗って良いとのこと。
洗髪も許可が出ました。

8月31日(水)
手術から7日目で退院許可が出、午前中に退院しました。

手術をしたら目の中が綺麗サッパリとしたので世の中がとてもクリアーに。
只、未だ視力が戻らないのが玉に瑕。
時間と共に少しずつ戻るのか、これ以上悪くはならないけれどこのままの状態なのか。
これから様子見です。

この度の手術では網膜剥離になった時のうつぶせ寝を、なにより心配していましたが避けることが出来てホッとしました。
毎朝の診察時にずっとうつ向いている人を何人も見かけ、1週間~2週間も同じ姿勢で何と忍耐の要ることかと思いました。
それは手術より大切なことだそうです。

入院生活は上げ膳据え膳で目薬をさす以外は、食べて出してテレビを見て寝るというとてもグータラなもので退屈してしまいましたが、これも一時のもので又忙しい?元の生活に戻りました。

一時の休暇でもありました。